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依頼すべき建築家の定義と⑦条件
建築家も無数にいて、その中には正直依頼すべきではない人もいます。自分のこだわりばかりを優先して依頼人の要望を聞かない建築家や、奇抜でアクロバットな家を建てようとする建築家、頑固でプライドが高く打ち合わせがしにくい建築家、気弱な性格で現場監督や職人に言い負かされてしまう建築家など実に様々な人がいます。
そもそも「建築家」という職業についての明確な定義はなく「建築家」という資格があるわけでもありません。建築家の大半が「建築士」の資格は持っているものの、仮に資格を持っていなかったとしても、自分で「建築家」と名乗れば、その人は建築家なのです。だから建築家は慎重に選ばなければいけません。では具体的にどのような建築家に依頼すればいいのかと言うと、その定義は次の通りです。
依頼人の要望を元に、その家族の今と将来にふさわしい空間と住まい方を提案し、
それを限られた予算の中で形にできる住宅建築のプロフェッショナル。
この定義を踏まえ、依頼すべき建築家の条件は全部で7つあります。
信頼できる建築家の条件
- まず何よりも誠実であること。
- 依頼人と良好な関係性を構築できるコミュニケーション能力があること。
- 自身の考えやこだわりを押し付けずに、依頼人の要望を何よりも優先すること。
- 確かな設計能力があること。
- 確かな工事監理能力があること。
- 家が完成した後でも依頼人のパートナーとして誠実に対応すること。
- 設計監理料が、本当の意味で適正であること。
これらの条件が一つでも欠けてしまうと、心から満足できる家は建ちません。たとえばせっかくいい設計ができたとしても、マメで適切な監理ができなければ、その設計は文字通り絵に描いた餅になってしまいます。一生に一度の大きな買い物である家づくりを依頼するのですから、誰もがこれらの条件を満たす建築家に家づくりを依頼したいはずです。しかしインターネットで検索してみても、これらの条件を満たす建築家かどうかは全く分かりません。そこで私ども『優良建築家ネットワーク』では上記の条件を満たす建築家だけをお客様に紹介するサービスを始めました。私どもが建築家を「優良」と認定する審査は、下記のとおりです。
弊社に在籍している3名の建築士が、すべての建築家に対して上記の4段階に渡る調査を実施し、先に挙げた「建築家の定義と⑦条件」と照らし合わせて、建築家を総合的に判断しています。最終的に登録に至るのは3割程度という厳しい審査ですが、その後もお客様の評価を高く保たなければ登録を外れてしまう仕組みです。
さらに私どもではお客様による第三者評価を最大限に活用しています。実際に工事をした人の評価ほど信憑性のある情報はありませんし、これを超える審査基準もありません。だから当ネットワークをご利用いただいたお客様には、必ず先ほどの7項目について建築家を5段階で採点して頂いています。いってみれば建築家の通信簿のようなものです。私どもではこの通信簿を定期的に集計・分析して、評価の芳しくない建築家には退会して頂き、評価の高い建築家だけを次のお客様にご紹介しています。『優良建築家ネットワーク』ではお客様一人一人が建築家の審査員となるのです。